君の名は。
生きていて
『この人に出会う為に生まれてきた』
と思える出会いがいくつあるだろうか?
いつも誰かを探している。
それは出会った瞬間に惹かれる人。
片割れのような人。
『運命の恋』なんて言うと安っぽい気がしてくるけれど、そんな恋愛がしたいという気持ちにさせてくれる映画。
美しい彗星の夜、伝統、巫女、幻想的な風景。
どんな夢か覚えていないのに、目覚めた時に流していた涙。
自然豊かな村の女子高生と、東京の男子高生の日常。
混じり合い、次第に深まっていく。
奇跡のような一瞬の出会いに伝えたい事は…?
一生のうちに一度でも『この人』と思える人に出会えたら。
(以下9月22日追記)
あまりにも自分の感情というモノが無い感想だったので追記。
話が変わりますが、映画や本の感想をどこかにあげたいなぁ…。
ツイッターじゃネタバレになっちゃうしな…ってトコロがブログの切欠です。
自分の意見や感想を人に伝える練習も兼ねてます。
前述の文章じゃちょっとなぁ…と思い追記しましたw
読んだ人に興味を持ってもらえる記事が書けるようになったら、このブログの目的は達成かな( ´ ▽ ` )ノ?
話を戻しまして『君の名は。』は、私が出会った時からどうしようもなく惹かれた人と観に行きました。
何がどうってわけじゃなくて、出会った瞬間から『あ、私この人の事好きだなぁ…』って直感して、年月をかけて確信しました。
みなさんにもそんな『出会い』あるんじゃないでしょうか?
瀧と三葉は全然違う環境で全然違う人生を送ってきて、不思議な入れ替わりを通じて間接交流するものの直接会えない。
でも多分出会った(入れ替わりに気付いた)瞬間から、お互い惹かれているんですよね。
惹かれあった2人の強い想いと、一瞬の
儚き『本当の出会い』が胸を締め付けます。
ぜひ出会いの瞬間から特別惹かれた人と観に行って、絆を深めていただきたいと思います!
シン・ゴジラ
エヴァもゴジラもキチンと観た事無かったのですが、観てきました『シン・ゴジラ』面白かった!
これだけ話題になっていたり、2回目3回目を観る人がいるのは、どこに着眼して観るかによって面白さが異なるからかなぁ…?
私は幽霊でも地球滅亡でも、内容がなんであれ怖いのが苦手です。
だから一国民としての自分を投影させて観ると、第一形態ゴジラの登場シーンから恐怖しかないのですが、アレ?これもしかして笑かしに来てるんじゃ…?と感じてからこの映画の印象が変わりました(笑)
石原さとみのやけにワザとらしい英語発音(「Team」とか・笑)で、アレ?なんかおかしいぞ?と思い、無人在来線爆弾がトドメでしたね。
かといって全体のバランスが崩れるワケでもなく、冗談なんだか本気なんだかわからないスレスレのラインを維持しながら、気持ちの良いラストに連れて行ってもらえました。
TVピープル
村上春樹『TVピープル』
村上春樹の短編集。
投げっぱなし、一切スッキリしない。
でも、危うげな登場人物の先が気になってグイグイ読み進めてしまう。
一冊通して読み、何となく意味を持たせたくて自分なりに考える。
全編に通じるのは人生の「やり切れなさ」かなと。
特に一週間以上一睡も出来ず、活動し続ける女の話がとてつもなく腑に落ちた。
子供が産まれた時、姑が宗教家?から授かってきた名前をつけるか、自分が考えた名前をつけるかで揉めた際、夫が自分の事を庇ってくれなかったと言う。
結局自分が考えた名前になったものの、その出来事を境に女の夫へ向ける感情が異なってしまった。
他の人から見て「何だそんなくだらない事で」と思う事が、当人にとってとてもとても大事な事であったりする。
だからそこの価値観を共有出来ないとしたら…とてもやり切れない。
そんな人生におけるやり切れない出来事を集めた短編集なのかなぁ…と自分なりに結論付ける。