嫌われる勇気
生まれ持った性質ではなく、家庭環境、両親との関係から生まれた『 私 』の部分。
そこに長年コンプレックスを抱え、生きづらさを感じながら生きてきました。
その問題をズバッと解決する『ヒント』が満載なうえ、気づきたくなかった様々な事に気づかされ、グサっと刺さる『劇薬』でもある本書。
私のように過去を理由に『だから私は 〜な性格なのだ』と何度も諦めている人にぜひ読んで欲しいです。
トラウマやコンプレックスを抱える人が『どうしたら幸せになれるんだろうか?』『私を幸せにしてくれる人はどこにいるんだろう?』と暗闇の中、今日も必死に生きているでしょう。私もどこかにあるハズの幸せをずっと探し続けていました。
しかしアドラーが教えてくれるのは『人生は今日から変われる』『幸せは与えられるモノでなく、今この瞬間から幸せになることができる』という受け入れ難い真実なのでした。
そんな事言われたって!…と、思わず反論したくなる真理が満載ですが、本書を読んでいる『 私 』の思いを弟子役の青年が代弁してくれます。そしてそれを哲人がしっかりキッカリねじ伏せてくれます・笑
生きづらさを抱える人にとって本当に本当に耳に痛いですが、気付きたくなかった事に『気付く』事によって幸せになる為の一歩を踏み出せる本です。
・全ての悩みは『対人関係』の悩みである
・人は常に『変わらない』という決心をしている
・他者の視点ばかり気にして生きるのも『私』にしか関心が無い『自己中心的な生き方』である
・『他者の期待を満たす為に生きない』『他者も又あなたの期待を満たす為に生きていない』
未読の悩める仔羊ちゃんはぜひにー!