ドラゴンクエスト ユア・ストーリー(ネタバレ有)
お久しぶりです!
文章の練習をかねて、映画の感想を綴っていたブログですが
最近はすっかりサボっておりました。
サボっている間も素晴らしい映画をたくさん観ました。
それらの感想も書きたいのですが、どうしても先に感想を書きたい映画でしたので
久しぶりに筆をとった次第です。
盛大にネタバレしてます。
観ていない方、ネタバレしても良い方のみご覧下さい。
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※↓長いので興味が無い方は飛ばして下さい。
<筆者の自己紹介>
ゲーム歴→物心ついた頃から現在まで
<ドラクエ歴>
1〜3→触れた事がある程度。どれも幼児には難しく序盤で挫折。ドラクエ4コマ等で内容を断片的に知っている。
4→デスピサロまでは到達(未討伐)
5→クリア済。少なくとも3周はしていると思う。
6→テリーが仲間になったあたりで挫折
7→未プレイ。実況プレイなどで一通りストーリーは見た。
89→未プレイ。
10→現役プレイヤー
11→オールクリア済
※リメイク関係は全て未プレイです。
どちらかというF F派な筆者ですが、ゲーマーとしてドラクエへの敬意と愛はあります。
胸を張ってファンです!とは言えませんが、大好きです!
なかでも子供ながらキチンとクリア出来、周回もした5はとりわけ思い入れがあります。
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自己紹介が長くなりました。以下本題に入ります。
かなり賛否両論別れている映画ですが
まわりの意見にかまわず個人の感想を綴ります。
『ドラクエ5ド直撃世代』として、まずオレたちの思い出を映像化してくれてありがとう!
どんな内容だとしても、あの頃の思い出が動いている!だけで感動という気持ちです。
個人的には衣装も含めキャラクターデザインも好き。
ビアンカ結婚前の可愛くない性格はともかく、アクティブさと可愛らしさが同居して可愛い!
フローラ性格も可愛いけど、見た目はもっと可愛い!清楚だけど華があって可愛い✨
ヒロイン二人が可愛いくって、表情も可愛くって幸せでした。
ストーリーはあの長い長いストーリーをどうやって尺に収めるのか?心配でした。
案の定、最初のゲーム画面ベタ貼りを観て開始早々不安に…。
ゲームプレイ時、パパスが死んだ時の悲しさくやしさ…
奴隷時代の救われなさと絶望感…
その時の感情からすると、これらの尺が思ったより短く又あっさりと感じてしまい
かなり不満でした。この絶望を乗り越えて、主人公が強くたくましくなっていく…
そういうところをもっと深く見たかったんだと思います。
前半はやや不満ながらも、尺の問題があるから仕方ない…と自分を言い聞かせ観続けました。
ビアンカ、フローラ登場あたりから、この映画の方向性を受け入れ、楽しむ方向に自分をチェンジしました・笑
ビアンカ、可愛くないぞ!好きなのになんでそんな態度とっちゃうの?
でも、リュカが想いを伝えた時の可愛らしさ…これはもう映像ならではでした。
テキストでは表現しきれない、表情の変化…本当に可愛い✨
フローラ、生きているかもわからないリュカをずっとずっと好きだったのに
おばばに化けてまで本心を問ういじらしさ。
でも多分、本当に本当に自分の方を向いて欲しかったんだよね。
ゲームしてた時から、その清楚な見た目とは裏腹の芯の強さ…知ってるよ!
※私はどっち派でも無く初回はフローラを選び、次はビアンカを選びました。選べないよ。
そして物語は佳境へ…
ゲーム通りつかの間の幸せを享受する主人公にさらなる絶望が。
そして勇者という希望…ビアンカと母マーサの救助へ…。
この辺の展開は特に不満も満足も無かったです。
しかし問題の箇所は…正直受け入れ難かったです。
没入感は薄かったものの、この映画の主人公と仲間たちに愛着が出始めたからこそ
『えっ!?』
でした。ちゃぶ台をひっくり返されてぼう然としました。
ただ…
渋い声でしゃべったスラりんには、思わず笑ってしまったし・笑
ドラクエが大好きな主人公の話だとわかった時、幼い頃の自分の想いを重ねて
くやしいけど共感してしまいました。ずるいよね。
ずるい映画だけど私は好きです。
ただ『純粋に』映像化したドラクエ5も観てみたかった気持ちもあります。
私の感想は『悔しいけど好き』というひと言に集約したいと思います・笑
ネタバレを知ったからこそ、もう1度観たい気持ちもありますし
『今回はフローラ!』とか言ってたクセに、結局ビアンカ選んどるやないか〜!
と主人公につっこみたいし
最後は結婚ワルツで締めてくれよ…ヽ(;▽;)ノという気持ちもありつつ
『悔しいけど好き』
奥田民生になりたいボーイと出会う男すべて狂わせるガール
女ならすぐ見破れる「男の理想の女を演じる女」に男はなぜ引っかかってしまうのか。
女なら1度ならず考えた事はあるだろう。
答は
▪️本当に演技に気づいていない
か
◾︎演技かもしれないけど騙される方が楽しいから
だ。
この映画に出てくる男性陣は前者である。
ある意味「狂わせるガール」は自分に正直に生きていて清々しいのだが
自分に正直に生きる事が理解を得られるとは限らない。それが世の理だ。
さておき、タイトルを見て「どんだけ悪女なのよ…!水原希子(興味津々)」という方にはオススメです(笑)
典型的悪女(本人に悪気は無い)に騙され、振り回される民生ボーイ。
民生に憧れてるわりに全然信念感じないけど大丈夫?と心配になるレベル。
民生さんの楽曲にのせて軽快に浮ついた恋愛模様をタレ流し。
そして又思うのである。
女ならすぐ見破れる「男の理想の女を演じる女」に男はなぜ引っかかってしまうのか。
ええ。もちろんほとんどの男性がそうでは無い事はわかっていますとも。
ラ・ラ・ランド
映画館やTVやネットの動画やらで、華やかな宣伝を見かけた方も多いのではないでしょうか!
そう、アカデミー賞作品賞に輝い…て……はいないですがw7部門受賞らしいです!すごい!
結論から申し上げますと、完全に個人の好みで評価が分かれる映画だなーと感じました。
私は「すっっっごい好き♡♡」ですw
2回観ました!!
IMAXという音響が良い?割増料金版も観ました!(そこまで違いはわかりませんでしたw好きな映画はバーレスクとプラダを着た悪魔です。ご参考までに)
どのワンカット切り取っても絵になる美しい映像!!
ノリノリからしっとりまでバリエーション豊かな音楽!!
最高です!!
宣伝を見て「好きかも♡」と思った方ならストーリーはどうであれ気にならない…?かも?しれません(多分)
・夕暮れ時終盤の夜空のグラデーションってなんて美しいのでしょう?
・愛し合うふたりのかけ合いやハモリってなんて素敵なんでしょう?
・恋愛の素晴らしさを歌と踊りで表現するのってなんてワクワクするんでしょう?
主人公ミアとセブのふたりの、ふたりでいる事が楽しくて仕方ない!!って幸せ感も恋愛って良いモノだなー♪って再確認しました。
ミス・ペレグリンと奇妙なこどもたち
ガイコツ兵士は陽気な音楽と共にノリノリで戦い、主人公はおじいちゃんが愛した女性と恋に落ちる。
普通のファンタジー映画では無いことはわかっていたものの、期待を裏切らない「そうくるか!」のオンパレードで終始ワクワクさせてもらいました!ビジュアルを見て「ピン!」ときたら絶対オススメです!
だけどこの映画をひとことで表わすとしたら…
「時を超えたおじいちゃんと孫の物語」
もしくは
「ライバルはおじいちゃん?!」
かもしれませんw
ティムバートンらしいコントラスト強めの色彩が終始画面に花を添えます。
ビジュアルの美しさもさることながら、ストーリーも目が離せない!
ミステリアスなこどもたちの謎、それを狙う敵の存在が次第に明かされて祖父の謎に迫っていきます。
ラブロマンスもあるよ♡(一箇所爆笑した所があるんですが、ネタバレになる為割愛。ヒント:予知夢)良質なファンタジーに触れたい方是非観て下さい♪
嫌われる勇気
生まれ持った性質ではなく、家庭環境、両親との関係から生まれた『 私 』の部分。
そこに長年コンプレックスを抱え、生きづらさを感じながら生きてきました。
その問題をズバッと解決する『ヒント』が満載なうえ、気づきたくなかった様々な事に気づかされ、グサっと刺さる『劇薬』でもある本書。
私のように過去を理由に『だから私は 〜な性格なのだ』と何度も諦めている人にぜひ読んで欲しいです。
トラウマやコンプレックスを抱える人が『どうしたら幸せになれるんだろうか?』『私を幸せにしてくれる人はどこにいるんだろう?』と暗闇の中、今日も必死に生きているでしょう。私もどこかにあるハズの幸せをずっと探し続けていました。
しかしアドラーが教えてくれるのは『人生は今日から変われる』『幸せは与えられるモノでなく、今この瞬間から幸せになることができる』という受け入れ難い真実なのでした。
そんな事言われたって!…と、思わず反論したくなる真理が満載ですが、本書を読んでいる『 私 』の思いを弟子役の青年が代弁してくれます。そしてそれを哲人がしっかりキッカリねじ伏せてくれます・笑
生きづらさを抱える人にとって本当に本当に耳に痛いですが、気付きたくなかった事に『気付く』事によって幸せになる為の一歩を踏み出せる本です。
・全ての悩みは『対人関係』の悩みである
・人は常に『変わらない』という決心をしている
・他者の視点ばかり気にして生きるのも『私』にしか関心が無い『自己中心的な生き方』である
・『他者の期待を満たす為に生きない』『他者も又あなたの期待を満たす為に生きていない』
未読の悩める仔羊ちゃんはぜひにー!
何者
表面を取り繕った人間関係はどこででも見られるものですが、その裏に隠されたドロドロを見せつけられる映画です。面白かった!
「何者」は就活をめぐる人間ドラマです。
就活を情報交換し、共に乗り越えよう!という事で、男女5人が事あるごとにマンションの一室に集まります。
「仕事」はその後の人生の大半の時間を捧げる重要なモノですし「就活」は、容赦なく自分を評価されるモノです。
最初は和気あいあいとしていた雰囲気が、内定が決まる者、決まらない者、それぞれ状況が異なってくるなかで不協和音が出てきます。
なかでも、他人の分析が性分の主人公「拓人」と帰国子女で意識高い系女子「理香」のある場面のやり取りが凄かったですね。オモテの顔を脱ぎ捨てたふたりの衝突が見ものです!
裏アカバレとか怖すぎますね…?
裏アカ作ってなくてヨカッタ…(そこ?)
主人公が演劇をやっていたという所で、ひとつ面白い見せ場があります。アレ?これってそういう事?…アレ?違うのかwというちょっとした伏線?も面白かったです。
『傍観者してないで、カッコ悪くても何回でも失敗して出演者になるべし!』
下町ロケット
ワタクシが日々、中小企業の社長さんに向けて営業していることもあり
気になっていたのですが、読みました!
舞台は大田区の町工場。しかし夢は大きく!
ロケットの部品を製造する所まで視野に入っています。
表向きは大企業に立ち向かう中小企業の奮闘記ですが
個人的に一番の見所はロケット技術者の夢破れて
家業を継いだ2代目社長が、会社を通じて再度夢に挑戦していく姿だと思います。
・会社は社長の私物なのか?
・会社は利益を一番に追求するべきなのか?
・会社は従業員の為のモノなのか?
中小企業の規模だからこそ見えてくる事だと思います。
その答えは物語を読んだ貴方が決めて下さい。
「働くとは?」改めて考えさせられる作品です。
中小企業の社長さんはかっこいい!